開催日2025年12月4日(木)・5日(金)
会場沖縄産業支援センター/ オンライン参加のハイブリッド開催
住所:沖縄県那覇市字小禄1831-1
会場へのアクセスはこちら
主催一般社団法人 交通工学研究会
後援国土交通省、沖縄総合事務局、警察庁、沖縄県、琉球大学、(一社)建設コンサルタンツ協会、(一社)沖縄県測量建設コンサルタンツ協会

スポンサー企業

JSTEシンポジウムは、交通工学研究会における各種委員会の講習会やセミナー、ミニシンポジウム、開催地およびスポンサー企業の企画を併せ持ち、一度に様々な体験が可能な、いわば交通工学のショーケース的な位置づけのイベントです。
毎年11~12月頃に全国各地で巡回開催しており、第7回となる今回は、沖縄県那覇市での会場参加とオンライン参加を選択できる方法で開催予定です。
本シンポジウムは、交通工学に関わる最新の技術動向について情報を得ることができ、交通工学に携わる技術者や行政担当者のネットワークを拡げる格好の機会です。研究者のみならず、実務に携わる方々の参加を特に歓迎します。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

TOP・TOE継続研鑽(CPD)認定プログラム(聴講:A01.(2) 4H単位,発表:A04.(1)20N単位)
交通工学研究会は建設系CPD協議会に加盟しています

参加費:登壇者、聴講者 共通(消費税10%を含む)

① 早期割引申込 11 月 13 日(木)まで (早期割引入金期限 11 月 17 日(月))
 正会員 9,900 円、特別会員 12,540 円、非会員 18,480 円、学生無料、地元参加者 3,300円
② 11 月 14日(金)以降
 正会員 13,200 円、特別会員 15,840 円、非会員 21,780 円、学生無料、地元参加者 3,300円

※地元参加者:沖縄県内の企業・団体に所属の方
※お支払い方法:①の期間…クレジット決済、郵便振替・銀行振込 ②の期間…クレジット決済のみ
※交流会会費は、上記の参加費には含まれません。参加を希望される方は、事前に交通工学研究会ウェブサイトのイベント一覧からお申込み下さい。

参加申し込み

申込みは、交通工学研究会ウェブサイトのJSTEシンポジウムに関する情報の参加申込リンクからの事前申込をお願いします。
プログラム・開催方法の詳細やキャンセル、悪天候時の対応、その他注意事項などについて、交通工学研究会のウェブサイトにて、情報を随時更新して参りますのでご参照下さい。

​プログラム

 ・今年もランチョンセッションを開催致します。
 ・会場付近の昼食場所には限りがございますので、ご持参いただくなどご留意下さい。

​セッション詳細

※資料のダウンロードは、参加申込者限定です。ダウンロードの方法は、お申込後送付する案内に記載しますのでそちらでご確認下さい。


A-1 地元特別セッション
レンタカー事故抑止・渋滞緩和に向けた産官学の取り組み
~沖縄ゆいまーるプロジェクト~

企画内容|沖縄本島では観光地を含めた渋滞の深刻化、これによる観光満足度の低下、さらにはレンタカー事故の増加が社会問題となっております。これらの課題に対し、沖縄県警察・民間企業・大学それぞれが保有する技術とデータを連携し、実践的な取り組みについて報告するとともに、今後の展望について議論します。

登壇者|[オーガナイザー]神谷 大介(琉球大学),[登壇者]太田 絵里子(一般財団法人トヨタ・モビリティ基金),飯 潔倫(トヨタ自動車株式会社),佐藤 正俊(トヨタ自動車株式会社),野原 朝允(株式会社トヨタレンタリース沖縄),浦上 正人(東京海上日動火災保険株式会社),島尻 美紀(沖縄県警察),仙波 翔太(株式会社JTB),石川 裕記(株式会社アイシン),福田 大輔(東京大学)


A-2 阪神高速道路株式会社
交通マネジメントシステムの社会実装

企画内容|近年の情報処理技術の発展に伴い、これまでは実現が困難だった、データ駆動型の交通マネジメントが現実のものになりつつあります。本セッションでは、大阪・関西万博で実施した実証実験を例に、交通マネジメントシステムの社会実装に向けた諸々の課題とその対応について紹介しつつ、産官学の立場から、交通マネジメントシステムの社会実装に向けたアプローチについて議論します。

登壇者|[オーガナイザー]岩里 泰幸(阪神高速道路株式会社),[登壇者]朝倉 康夫(東京工業大学・神戸大学),力石 真(広島大学),塩見 康博(立命館大学),兒玉 崇(阪神高速道路株式会社),西村 拓哉(株式会社NTTデータグループ)


A-3 ラウンドアバウト技術指針出版小委員会 
ラウンドアバウトを取り巻く多様なニーズと今後の研究・検討課題
~国内技術マニュアルの改訂に向けて~

企画内容|道路の階層性に応じて求められるサービスレベルを達成し、シームレスな道路ネットワーク構築を実現していく上で、ラウンドアバウトは重要な役割を担う平面交差形式です。
本セッションではラウンドアバウトの“今”を振り返るとともに、今後のさらなる活用促進に向けて必要な研究・検討課題について意見交換を行いながら、これまでに2度発刊してきた技術マニュアル改訂の方向性について議論を行います。

登壇者|[オーガナイザー]渡部 数樹(株式会社オリエンタルコンサルタンツ),[登壇者]神山 泰(国土交通省),樋口 直樹(警察庁),吉岡 慶祐(日本大学),久坂 直樹(パシフィックコンサルタンツ株式会社)


B-1 事業委員会・資格委員会・交通技術研究小委員会・交通工学ハンドブック改訂小委員会
交通工学技術者育成のための講習・セミナーの位置づけを考える

企画内容|交通工学研究会では、講習会、セミナー、研究発表会を毎年開催しており、多くの聴講者に対面・オンラインで参加を頂いています。しかしながら、これらはそれぞれの委員会で企画されており、研究会全体で統一された考え方で企画・運営されていないのが事実です。
そこで、本セッションでは4委員会が集合し、今後の講習会等のあり方について、会場の意見も交えながら議論することで、今後の交通技術者の育成に、研究会がどのように寄与できるか考えるきっかけの場にしたいと考えており、是非会場にて皆様のご意見を頂ければと思っております。

登壇者|[オーガナイザー]深井 靖史(株式会社道路計画),[登壇者]吉井 稔雄(北海道大学),田中 淳(株式会社オリエンタルコンサルタンツ),井料 美帆(名古屋大学)


B-2 若手技術者発表セッション①
交通渋滞対策・TDM「渋滞のない毎日へ 若手が描く交通の新常識」

企画内容|これからの渋滞対策・TDM分野を支える若手技術者が、将来、渋滞のない都市交通の新常識となるような交通渋滞対策等について考え、提案した事例などについて発表します。最新の取り組みや実務における課題と解決策など、若手技術者による次世代の交通マネジメントを現場目線で感じる絶好の機会になると思います。さらに、若手技術者たちが、それぞれのテーマでの発表を通じて語り合う、これからの渋滞対策・TDM分野の展望をぜひご聴講ください。

登壇者|[オーガナイザー]川本 義海(福井大学),[登壇者]大竹 智貴(中日本高速道路株式会社),松尾 悠(阪神高速道路株式会社),關口 友太(株式会社オリエンタルコンサルタンツ)


B-3 技術紹介セッション①
ソリューションセッション:データやセンサー、シミュレーション、情報発信等の最新技術

参加企業|セフテック株式会社,KDDI株式会社,株式会社NTTデータ数理システム

企業名セフテック株式会社

セッションテーマ|交通管理におけるレンタルソリューションの技術的意義と活用事例

発表概要|従来、交通情報機器は恒久設備としての整備が中心でしたが、近年は柔軟な運用を可能とするレンタルソリューションも活用されています。
セフテック㈱では、情報板・センサー・カメラを組み合わせたシステムを短期利用形態で提供し、多様な交通管理課題に対応しています。 本発表では、その技術的意義と具体的な活用事例を紹介します。

登壇者|戸津 貴弘(セフテック株式会社)

企業名KDDI株式会社

セッションテーマ|位置情報ビッグデータによる交通・都市計画の高度化 ―KDDIの最新ユースケース活用―

発表概要|KDDIは、auスマートフォンの位置情報ビッグデータを活用し、交通計画や安全対策を支援しています。
本セッションでは、データの仕組みや特長に加え、都市やイベントでの人流分析など、活用イメージをご紹介します。

登壇者|井上 亮(KDDI株式会社)

企業名株式会社NTTデータ数理システム

セッションテーマ|計画・運用のためのシミュレーションと最適化技術

発表概要|工事現場・建設現場・物流拠点など、日々多くのヒトやモノが行き交う場所ではそれらをリアルタイムに制御するオペレーションが行われています。
これらのオペレーションにおいては「今到着したモノをどこに格納する(向かわせる)か?」「今必要なモノをどこから取り出すか?」といった判断を次々に迫られます。
リアルタイムにこの最適化を行うことは通常の数理最適化問題と異なる性質を持つ難しい問題です。 本セッションではこのような問題の分類と、解決策の一つである「シミュレーション×強化学習」の活用方法をご紹介します。

登壇者|豊岡 祥(株式会社NTTデータ数理システム)


C-1 国土交通省セッション
道路計画に関わる最近の話題 ~①道路のサービス向上 ②道路行政に関する研究開発~

企画内容|道路のサービス向上に向け、道路の階層に応じた移動しやすさや安全・安心など求められるサービスレベルを達成するための道路ネットワークを目指す必要があります。本セッションでは、旅行速度に着目したサービスレベル向上及び交通安全に関する行政の取組と共に、サービスレベル向上に資する学術界の取組を紹介します。

登壇者|[オーガナイザー]依田 秀則(国土交通省),[登壇者]神山 泰(国土交通省),田中 伸治(横浜国立大学),山中 亮(琉球大学),小嶋 文(埼玉大学),大橋 幸子(国土技術政策総合研究所)


C-2 株式会社道路計画
画像処理技術の実装による交通課題解決への挑戦~沖縄よりAIを込めて~

企画内容|本セッションでは、可搬型撮影機器:ビューポールとAIを用いた動画像処理技術の実装事例(①片側交互通行工事規制時の最適信号制御、②観光地の交通状況や駐車状況の広報支援コンテンツ)を紹介します。また、実務での活用を念頭に、これらの技術・設備が活躍するシーン、更なる技術更新の可能性、展開の課題等を登壇者の方々と議論します。さらに、会場外のとある施設周辺をライブ中継で繋ぎ、遠隔での交通実態観測をご覧いただきます。

登壇者|[オーガナイザー]大宮 博之(株式会社道路計画),[登壇者]山本 隆(株式会社高速道路総合技術研究所),栁沼 秀樹(東京理科大学),西内 裕晶(高知工科大学),深井 靖史(株式会社道路計画),秋山 岳(株式会社道路計画)


C-3 八千代エンジニヤリング株式会社
琉球大学のキャンパスMaaSから始まる交通体系のリ・デザイン

企画内容|琉球大学では、自家用車に過度に依存した通学に関連する渋滞や駐車が問題となっています。本セッションでは、公民学における最新の取り組み状況について共有し、有効な対策の一つであるキャンパスMaaSの実現に向けた課題と今後の取り組みについて議論します。

登壇者|[オーガナイザー]菅原 宏明(八千代エンジニヤリング株式会社),神谷 大介(琉球大学),[登壇者]中村 文彦(東京大学),獺口 浩一(琉球大学),亀谷 匡哉(内閣府沖縄総合事務局),平良 秀春(沖縄県),小橋川 共隆(那覇バス株式会社/株式会社琉球バス交通)


D-1 警察庁セッション
道路交通に関する警察の取組み~渋滞対策、交通事故対策について~

企画内容|警察庁セッションでは、警察庁から交通管制システムの高度化に関する取組や交通事故地理情報分析システム等について、警視庁から渋滞対策に関する取組等について、沖縄県警察からジャングリア沖縄開業に伴う交通対策等について、一般社団法人UTMS協会からV2N方式による汎用的な交通信号情報提供プラットフォームに関する研究開発について、それぞれ発表を行う予定としています。多くの方々の御参加をお待ちしています。

登壇者|[オーガナイザー]根木 まろか(警察庁),[登壇者]岡澤 勝之(警察庁),萩田 賢司(警察庁),児玉 和彦(警視庁),松本 竜太郎(沖縄県警察),岡本 安志(一般社団法人UTMS協会)


D-2 株式会社長大
中山間地域(地方部)の持続可能な「交通空白」解消に向けて

企画内容|地域住民が支える公共ライドシェアは、交通空白地域の有効な解決策です。本セッションでは、導入にとどまらず、地域に根ざした持続可能な仕組みづくりに必要な観点を深掘りして議論します。

登壇者|[オーガナイザー]内海 泰輔(株式会社長大),[登壇者]喜多 秀行(神戸大学),岸 邦宏(北海道大学),西坂 淳(株式会社長大),船田 尚吾(株式会社長大),國井 大輔(株式会社長大)


D-3 子どもの安全で健やかな移動のあり方と道路・交通マネジメントに関する研究
安全で健やかな通学とそれを支える通学路のあり方を考える

企画内容|小学生の徒歩通学は子供の健やかな成長に重要なものとされています。日本の小学校では徒歩通学が一般的ですが、近年、徒歩通学が減少傾向にもあるようです。本セッションでは、以下のような話題提供を通じて、安全で健やかな通学のあり方やそれを支える通学路のあり方について議論します。
・全国の小学生の通学方法の現状
・通学路における時間帯交通規制の実態把握と活用
・英国におけるSchool Streets施策の紹介など

登壇者|[オーガナイザー]松尾 幸二郎(豊橋技術科学大学),[登壇者]宮崎 耕輔(香川高等専門学校),葛西 誠(秋田工業高等専門学校),寺内 義典(国士舘大学)


E-1 高速道路の案内標識体系の再構築に関する研究
高速道路の案内標識体系の課題整理とあり方検討

企画内容|本セッションでは、前半部で過去3か年の自主研究グループの検討成果と今期の展開、わが国の高速道路の案内標識仕様の時系列整理について紹介します。後半部のパネルディスカッションではNEXCO総研、NEXCO東日本・中日本・西日本の実務者から現在の案内標識の課題や複雑なジャンクションなどでの工夫事例の紹介をいただき、本自主研究グループの提案内容や今後の高速道路の案内標識体系のあり方について議論を深めることを目指します。

登壇者|[オーガナイザー]鈴木 弘司(名古屋工業大学),[登壇者]甲斐 穂高(株式会社高速道路総合技術研究所),川島 陽子(中日本高速道路株式会社),佐藤 尚(東日本高速道路株式会社),大西 隆信(西日本高速道路株式会社)


E-2 株式会社建設技術研究所
産学官民連携によるサイクルトレイン等の持続可能な交通連携の取組み

企画内容|九州風景街道における新たなルート登録を目指す熊本県南地域を対象に、産学官民が連携して取り組むサイクルトレインやサイクル・ウォーキングなどの実践例を紹介します。単なる移動を超えた「体験としての移動」のあり方や、地域資源と結びついたストーリー性のある道づくり、若者や行政との協働、観光とインフラへの愛着形成について、交通の視点から議論します。

登壇者|[オーガナイザー]中原 圭太(株式会社建設技術研究所),[登壇者]吉武 哲信(九州工業大学),田中 尚人(熊本大学),和田 賢哉(国土交通省),中村 康佑(益城町復興まちづくりセンターにじいろ),清水 嘉一(株式会社建設技術研究所)


E-3 株式会社オリエンタルコンサルタンツ
自動運転の社会実装を踏まえた今後の課題と留意点Part7

企画内容|本セッションでは、近年、我が国の各地において実証実験が行われている自動運転の実用化と普及に向けて、これまでの道路交通インフラの整備を踏まえ、必須になる道路交通インフラとの連携に着目して、今後の課題と留意点について考えます。自動運転の社会実装に関しての実務上・技術上の種々の疑問や悩み事などについて、フロアからのご相談を受け、議論を行う予定です。自動運転の社会実装についてご検討されている実務者・技術者の方々の多数のご参加をお待ちしています。

登壇者|[オーガナイザー]神戸 信人(株式会社オリエンタルコンサルタンツ),塩見 康博(立命館大学),[登壇者]大口 敬(東京大学),浜岡 秀勝(秋田大学),高瀬 達夫(信州大学),二宮 芳樹(名古屋大学),西内 裕晶(高知工科大学),室山 晋也(アイサンテクノロジー株式会社)


F-1 道路の交通容量とサービスの質に関する研究
道路交通のサービス水準を考える

企画内容|交通需要追随型からサービスレベル達成型へ──我が国の道路計画設計は大きな転換期にあります。本セッションでは、道路が提供する「サービス水準」に焦点をあて、これからの道路評価のあり方を探ります。

登壇者|[オーガナイザー]内海 泰輔(株式会社長大),[登壇者]土肥 学(国土技術政策総合研究所),井料 美帆(名古屋大学),柿元 祐史(株式会社オリエンタルコンサルタンツ),近田 博之(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社)


F-2 KDDI株式会社
地域交通の課題に対するDXの取り組みと位置情報データの活用事例

企画内容|2026年から道路交通法の改正が順次施行され、生活道路の速度制限引き下げや自転車違反の取り締まりが強化されます。こうした変化は、歩行者や自転車利用者を含む交通弱者の安全に直結します。本セッションでは、人流や自動車などの位置情報データを活用し、交通計画や道路計画を高度化するDXの最新事例を紹介。法改正を踏まえた実務対応や、地域交通の課題解決に役立つヒントを共有します。安全で持続可能な交通の未来を、一緒に考えませんか。

登壇者|[オーガナイザー]向原 真里(KDDI株式会社),[登壇者]斎藤 紀明(KDDI株式会社),樋田 英能(株式会社GEOTRA)


F-3 パシフィックコンサルタンツ株式会社
データでつなぐ未来の道路パフォーマンス

企画内容|将来普及する自動運転、デジタルツイン技術やビッグデータの進展等も見据え、データを駆使した未来の道路パフォーマンスの在り方や交通需要マネジメントの可能性を探ります。(株)T2様より将来の自動運転の状況や道路交通への期待・課題について、ダッソー・システムズ(株)様よりデジタルツイン技術の最新事例や可能性について、当社よりビッグデータによる道路パフォーマンスについて、筑波大学和田先生より現在と将来の交通需要マネジメントについてご講演いただき、最後に登壇者によるパネルディスカッションを予定しています。

登壇者|[オーガナイザー]今川 高嶺(パシフィックコンサルタンツ株式会社),[登壇者]板谷 重人(株式会社T2),熊野 和久(ダッソー・システムズ株式会社),金木 大輔(パシフィックコンサルタンツ株式会社),和田 健太郎(筑波大学)


G-1 トヨタ自動車株式会社
民間ブローブデータを用いた社会課題解決にむけて

企画内容|プローブデータを活用した社会課題解決の最新の取り組みを紹介します。トヨタ自動車の一般乗用車/トランストロンの商用車プローブを用いた個別データ活用事例、およびそれらの組合せ活用まで多様な適用事例を共有します。また、交通コンサル様等から民間プローブへの期待について話題提供いただき、都市交通における安心・安全で快適な街づくりの可能性を探ります。

登壇者|[オーガナイザー]桑原 昌広(トヨタ自動車株式会社)・吉田 幸司(株式会社トランストロン),[登壇者]村瀬 進哉(トヨタ自動車株式会社),小原 拓也(トヨタ自動車株式会社),倉野 隆文(トヨタ自動車株式会社),鳥越 貴智(トヨタ自動車株式会社),牧村 和彦(一般財団法人計量計画研究所)


G-2 若手技術者発表セッション②
モビリティハブ(交通結節点)「人も街も、もっとシームレスに 若手が描くモビリティハブの新提案」

企画内容|多様な移動手段を結節し、人とまちの滞在価値を高める拠点づくりに挑む若手技術者が、人も街もシームレスにつなぐモビリティハブについて取り組んだ事例などを発表します。若手技術者が、担当業務で得た知見と実装のプロセスを現場目線で発表し、実務に直結するヒントが得られる実践的セッションになることが期待されます。さらに、若手技術者たちが、それぞれのテーマでの発表を通じて語り合う、これからのモビリティハブの展望をぜひご聴講ください。

登壇者|[オーガナイザー]石坂 哲宏(日本大学),[登壇者]吉田 愼也(株式会社長大),藤本 紳介(株式会社福山コンサルタント),北條 彰人(株式会社建設技術研究所)


G-3 技術紹介セッション
交通マネジメントセッション:先進技術を活用した交通マネジメントの取組紹介

参加企業|阪神高速道路株式会社,三井共同建設コンサルタント株式会社,株式会社オリエンタルコンサルタンツ,八千代エンジニヤリング株式会社

企業名阪神高速道路株式会社

セッションテーマ|データ駆動型の交通マネジメント

発表概要|近年、従来からのトラカンなどに加え、カープローブや携帯位置情報など、様々なデータが取得できるようになっており、現在の状況を踏まえた事前評価に基づく交通マネジメントが実現可能になりつつある。
本発表では、阪神高速のデータ駆動型の交通マネジメントの取り組みについて紹介する。

登壇者|兒玉 崇(阪神高速道路株式会社)

企業名三井共同建設コンサルタント株式会社

セッションテーマ|踏切信号の導入可能性とその渋滞緩和予測

発表概要|A県では主要渋滞箇所の中に、踏切による速度低下が原因で渋滞が発生する箇所が存在する。
そこで、低コストで導入可能かつ速度低下対策として効果的である踏切信号の導入を検討している。
本業務では、先進事例を調査し、導入に向けて検討すべき内容を把握するとともに、ビッグデータ(ETC2.0)を活用した設置候補箇所の選定を行い、対象の踏切の遅れ時間解析および交通シミュレーションを実施した。
その結果、踏切信号導入により約7割の遅れ時間解消が見込まれ、費用対効果については約7年で便益額が設置費用を上回る結果となった。 一方、安全対策や維持管理方法など導入に向けた課題も明らかとなった。

登壇者|渡部 匡哉(三井共同建設コンサルタント株式会社) ,石井 弘哉(三井共同建設コンサルタント株式会社)

企業名株式会社オリエンタルコンサルタンツ

セッションテーマ|八重山地域におけるMaaS等の観光交通改善に向けた取組

発表概要|石垣島、竹富島、西表島等を有する八重山地域では、バスや船など複数の交通手段を乗り継いで移動する必要があり、また各交通手段とも複数の事業者が存在するため、観光客にとって分かりづらい状況にある。
当社では、令和4年度以降、1つのモバイルチケットで原則すべての路線バス、離島航路に乗車・乗船可能なMaaSチケットの造成や支払い方法のキャッシュレス化の促進、八重山観光・交通コンソーシアムの組成と運営等に地域関係者や交通事業者、民間事業者等と連携し取り組んでおり、これらの一連の観光交通改善に向けた取組について報告する。

登壇者|佐藤 貴行(株式会社オリエンタルコンサルタンツ)

企業名八千代エンジニヤリング株式会社

セッションテーマ|沖縄地元企業と取り組む公共交通の未来

発表概要|沖縄の地元企業であるシンバホールディングを招き、沖縄県内の交通(特に公共交通)の現状と課題を語ります。
さらに、デマンド交通システムや交通解析ツール、MaaSアプリを展開するVia Mobility Japanにも参加いただき、海外における交通問題解決策の事例から、yecがこれから取り組む沖縄の交通課題解決に向けた取り組みを紹介します。

登壇者|大竹 政慶(八千代エンジニヤリング株式会社),下地 康司(シンバホールディングス株式会社),小野 りちこ(Via Mobility Japan)


H-1 平面交差の計画・設計・制御の研究
日本における反転交差点(Alternative Intersection)の実現に向けて

企画内容|近年、米国などを中心として、幾何構造と交通制御を高度に組み合わせて平面交差のまま安全性と円滑性を高めた「反転交差点」(Alternative Intersection:AI)の導入が進められており、日本においても導入に向けた研究開発が開始されています。本セッションでは、米国などで導入された様々な反転交差点の形式や円滑性、安全性の紹介を行うとともに、日本における調査研究の最前線について紹介します。

登壇者|[オーガナイザー]小根山 裕之(東京都立大学),[登壇者]田中 伸治(横浜国立大学),大口 敬(東京大学),柳原 正実(東京都立大学),池谷 風馬(東京大学)


H-2 国際航業株式会社
交通工学に関連する道路空間デジタルデータの利活用

企画内容|国際航業は、空中写真測量を主軸として発足した会社であり、現在はデータ取得・解析・分析等の空間計測と,データの利活用・計画・設計等のコンサルティング(道路・河川・砂防・環境等)とを両輪として企業活動しています。今般、国際航業の特徴を知ってもらう機会を得て、交通工学分野での道路空間デジタルデータの利活用事例や将来的な可能性について討議することにより、交通工学分野のDXに寄与する方向性を模索したいと考えています。

登壇者|[オーガナイザー]阿部 義典(国際航業株式会社),[登壇者]植木 健一(国際航業株式会社),田島 朋樹(国際航業株式会社),谷口 理意(琉球国際航業株式会社),長田 哲平(宇都宮大学),野中 康弘(株式会社道路計画)


H-3 株式会社片平新日本技研
沖縄のWISENET2050をみんなで考える

企画内容|沖縄地域では、2023年度に「WISENET2050」の実現に向けた検討が行われ、今後の戦略イメージが示されています。本セッションでは、国・県・大学・コンサルタントなど、道路交通・都市計画分野の技術者が一堂に会し、沖縄から「WISENETとは何か?」「賢い道路の使い方とは?」などを議論します。

登壇者|[オーガナイザー]米村 圭一郎(株式会社片平新日本技研),[登壇者]高野 仁(株式会社片平新日本技研),前村 治(株式会社片平新日本技研),山中 亮(株式会社中央建設コンサルタント),伊芸 誠一郎(内閣府沖縄総合事務局),知念 清市(沖縄県),西里 雅範(沖縄県),神谷 大介(琉球大学)


I-1 高速道路会社セッション
高速道路における渋滞発生状況と対策

企画内容|現在、高速道路における交通渋滞はコロナ前を超え増加傾向にあります。
高速道路各社は、既存の渋滞対策を効果的・効率的に進めていくことはもちろん、「これまで試験的に進めてきた対策」や「構想段階として検討してきた対策」の実運用化を目指した検討も進めています。
本セッションでは、高速道路会社が取り組んでいる渋滞対策事例を紹介するとともに、今後の渋滞対策の課題と対応の方向について、各社の渋滞対策担当者が集い、次の時代を見据えた議論を繰り広げます。

登壇者|[オーガナイザー]下川 澄雄(日本大学),[登壇者]上野 渉(東日本道路株式会社),中堀 千嘉子(中日本道路株式会社),松下 聖史(西日本道路株式会社),田嶋 眞樹(首都高速道路株式会社),飛ヶ谷 明人(阪神高速道路株式会社)


I-2 株式会社福山コンサルタント
嬉野市における未来技術社会実装事業の取り組み

企画内容|佐賀県嬉野市では、令和4年9月に西九州新幹線の開業により「嬉野温泉駅」が設置され、駅周辺のまちづくりを進めてきました。
その中で、内閣府の「未来技術社会実装事業」を活用し、嬉野市の魅力を発信する環境づくりの取り組みと合わせて、来訪者の移動を支える自動運転モビリティサービスの社会実装に向けた実証実験に取り組んできました。
本セッションでは5年間にわたる未来技術社会実装事業を通じて得られた知見を紹介するとともに、今後の展開や課題について議論します。

登壇者|[オーガナイザー]瀧口 佑司(株式会社福山コンサルタント),[登壇者]馬場 孝宏(嬉野市),高原 茂樹(株式会社ケー・シー・エス),渡部 康祐(日本工営株式会社),山下 賢一郎(株式会社福山コンサルタント)


I-3 生活道路の交通安全対策に関する研究
今こそ、生活道路のゾーン対策を考えよう!~生活道路の法定速度30キロをふまえて~

企画内容|生活道路の法定速度30km/時の施行を目前に控え、改めてゾーン対策の意義を再確認し、あるべき姿を示すことが求められています。子どもや高齢者の事故をゼロにする新たな挑戦をはじめようとしています。本セッションでは、沖縄をはじめ生活道路対策をリードされてきた久保田尚先生のご講演とメンバーからデータ活用や合意形成・対策効果の持続性の知見を紹介し、の話題提供を通じ、フロアの皆様とともにゾーン対策の未来を熱く議論しましょう!

登壇者|[オーガナイザー]寺内 義典(国士舘大学),[登壇者]久保田 尚(埼玉大学),小嶋 文(埼玉大学),伊藤 将司(株式会社福山コンサルタント),野尻 敏弘(株式会社長大),竹本 由美(一般財団法人国土技術研究センター),林 祐志(株式会社オリエンタルコンサルタンツ),重信 兼史(パシフィックコンサルタンツ株式会社)