自主研究を活用するメリットは次の 3 点が挙げられます。

産学官の連携した研究体制構築のための支援を受けられる

経験豊富な JSTE 会員の研究者や実務者と研究の協力体制を組むことができます。

研究成果の還元のための支援を受けられる

JSTEシンポジウムでの成果発表やセミナー、講習会の開催(Web開催含む)といった研究成果の還元 の場が与えられます。
また、活動成果、研究計画・内容に応じて、JSTE の判断で講習会やセミナー 開催時の会場費、外部講師旅費等の経費の一部を補助します。

事務局のサポートが受けられる

委員会などを編成して研究を行う際の、会議場所の貸与、開催案内といった支援をJSTE事務局が行います。
(注)科研費のような、いわゆる研究費配分を主目的とする研究助成制度ではありません。


自主研究公募は、「展開型」と「スタートアップ型」の 2 つに分類されています。
ともに会員の皆様からの提案に基づき随時受け付け、研究委員会で採択可否が審議されます。

展開型

「展開型」は、重要な研究課題の展開を効果的にすすめることを目的とし、研究代表者が予め研究 目標、計画、組織を固めて、研究活動を行うことを前提としたものです。

スタートアップ型

「スタートアップ型」は、新規性がある提案や、研究の意義・重要性・必要性の提起に評価の重点 を置いた枠組みです。申請時に研究組織が整っていなくても、採択後、自主研究小委員会や JSTE の 協力のもとで体制を整えることをサポートします。


申請にあたって

「申請」にあたっては、「展開型」はできるだけ具体的な成果目標を設定してください。
「スタートアップ型」は研究の意義や新規性が伝わる提案をお願いします。
ともに、実務者が主導する研究も歓迎します。
研究期間は原則 3 年を上限とします。

採択にあたって

「採択」にあたっては、JSTE の目的に沿った研究であり、かつ交通工学分野の今後の発展に結びつく観点を重視します。
採択後には、研究進捗報告、終了後に成果報告をしていただきます。


その他、応募にあたっては、『自主研究「展開型」「スタートアップ型」募集要項』と、『応募・提案様式(記入 の手引付)』をご覧ください。
皆様からの積極的なご提案をお待ちしております。