ITS インテリジェント交通システム
発行主体 | : |
(社)交通工学研究会
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監修 | : |
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発行所 | : |
丸善株式会社
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電話 | : |
03-3272-0512
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FAX | : |
03-3274-0581
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発行年月日 | : |
平成9 年9 月30 日
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入手方法 | : |
市販有
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価格 | : |
2,800 円
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頁数 | : |
236 頁
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文献分類:
その他
主な内容:
公共交通システム計画交通管理及び交通運用交通規制交通事故及び交通安全
対策交通情報と交通管理自動車及び運転者駐車及び駐車場道路構造道路の維持管理
道路標識及び道路標示道路付属施設道路防災物流計画歩行者及び自転車
キーワード:
序章 ITS の概観
1. 原始的な現代の道路交通
2. ITS の名称の変遷
3. ITS の機能
4. 世界の動き
5. 日本の動き
6. ITS のマスタープラン
7. ITS 世界会議
8. 今後の戦略
第Ⅰ部 日本のインテリジェント化
1. 我が国におけるインテリジェント化の経緯と動向
1-1 我が国のITS─25 年の経緯
1-2 各ITS プロジェクトの目的と構想
1-3 ITS の実現へ向けて─課題と解決の方策
2. 建設省のITS への取組み
2-1 ITS 推進の背景
2-2 ITS 推進の意義
2-3 日本政府の取組み
2-4 建設省におけるITS への取組み
2-5 ITS 実現に向けて
3. 警察のITS への取組み
3-1 ITS 発展の背景
3-2 交通管理の分野におけるITS
3-3 高度情報通信社会構築の観点からの推進
3-4 まとめ
第Ⅱ部 展開するITS テクノロジー
1. Advanced Software Engineering とITS
1-1 ヨーロッパのITS 関連プロジェクトと日本の取組み
1-2 ITS 各分野の相互関係
1-3 Advanced Software Engineering とITS
1-4 AI とKE
1-5 ASE の適用例
1-6 まとめ
2. インテリジェント化のコア・テクノロジー
2-1 自動車におけるインテリジェント化技術
2-2 情報通信技術
2-3 まとめ
3. 旅行者情報システム
3-1 旅行者情報システムの概要
3-2 海外と我が国の交通情報システム
3-3 経路誘導システム
3-4 まとめ
4. 自動料金収受(ETC)システム
4-1 ETC システムの概要
4-2 ETC に求められる技術
4-3 ETC システムの概要
4-4 我が国の開発状況
4-5 ETC システムの交通需要管理(TDM)への適用
4-6 まとめ
5. 走行制御
5-1 走行制御分野の広がりと定義
5-2 過去の経緯と展望
5-3 走行制御による効果・便益
5-4 各種システムの分類
5-5 走行制御分野の国際標準化活動
5-6 今後の課題
5-7 まとめ
6. 自動運転システム
6-1 自動運転システムの位置づけと効果
6-2 自動運転システムの歴史
6-3 自動運転システムの要素技術
6-4 我が国の自動運転システムの課題
6-5 まとめ
7. 運行管理と緊急事態管理
7-1 運行管理システム
7-2 物流管理
7-3 緊急事態管理
7-4 今後の課題
8. インターモーダリティ
8-1 アメリカのインターモーダリティ
8-2 インターモーダリズムの意義
8-3 インターモーダル輸送システムの基本的な考え方
8-4 インターモーダル輸送のサービス水準
8-5 インターモーダルシステムとITS の役割
8-6 インターモーダル利用者情報サービス
8-7 まとめ
9. ITS のシステムアーキテクチャ
9-1 アメリカITS 分野のS/A
9-2 S/A の実施展開(Deployment)例
10. ITS の効果評価
10-1 ITS 評価に関する既存の研究
10-2 効果分析に必要なモデル
10-3 経路誘導効果の計測例
10-4 まとめ
11. ITS の標準化
11-1 標準化制度
11-2 自動車関連標準化の現状
11-3 ITS の標準化
11-4 まとめ
<付録>
1. ITS 関係略語要覧
2. 資料
2-1 「ITS 関連の主要報告書」
2-2 「高度道路交通システム(ITS)推進のための全体構想」
索引
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序章 ITS の概観
図-1 公共が関与したITS 関連プロジェクト(1990 年代まで)
図-2 日本における官庁主導のITS 関連プロジェクト
表-1 ITS における利用者サービスと開発分野
第Ⅰ部 日本のインテリジェント化
図1-1 VICS のシステム構成
図1-1 UTMS のシステム構成
図2-1 道路交通事故による事故件数と死者数の推移
図2-2 年齢層別交通事故死者数の推移
図2-3 自動車保有台数および走行台キロの推移
図2-4 騒音の環境基準の達成状況および要請限度の超過状況
図2-5 大気汚染の環境基準の達成状況の推移
図2-6 人口構成図
図2-7 ITS の開発分野と利用者サービス
図2-8 ITS 開発・展開計画
図2-9 VICS の情報提供サービスエリア
図2-10 ETC(ノンストップ自動料金収受システム)のイメージ
写真2-1 上信越自動車道における実験
図2-11 安全走行システム・自動走行システムのイメージ
表3-1 交通安全施設等整備事業計画の推移
表3-2 交通安全施設のストック
図3-1 交通事故死者数の推移
図3-2 自動車台数・道路延長の推移
図3-3 UTMS プロジェクトの全容
図3-4 光ビーコン(光センサ)の通信エリアと提供情報範囲
図3-5 UTMS 協会の組織構成図
写真3-1 光ビーコン(光学式車両感知器)
図3-6 VICS のシステム説明図
写真3-2 VICS 車載装置による表示例
図3-7 PTPS/MOCS 試験運用システム構成
写真3-3 バス優先システム(バス運行管理支援システム)
図3-8 VICS のシステム構成と情報の流れ
表3-3 ITS の取組み
第Ⅱ部 展開するITS テクノロジー
表1-1 EU のITS 関連研究開発プロジェクトと予算
図1-1 日本のITS の概念図
図1-2 道路管理における情報システムのアーキテクチャ
図1-3 新しいパラダイム─三角形:人・機械・実世界の最適化
図1-4 交通管制におけるAI 技術の応用(Ⅰ)
図1-5 交通管制におけるAI 技術の応用(Ⅱ)─TERMINUS─
図1-6 交通管制におけるAI 技術の応用(Ⅲ)─CLAIRE─
表1-2 制御成績の比較─CLAIRE─
図1-7 統合配車・配送システムの概要
図2-1 地理情報を処理するナビゲーションシステム
図2-2 電波航法の分類
図2-3 GPS 衛星による測位
図2-4 レーダによる車間・側方測距
図2-5 カーエレクトロニクス技術
図2-6 ITS と情報通信
図2-7 RVC 通信形態の分類
図2-8 FM 多重放送のベースバンド配列
図2-9 トランスポンダによる車両個別認識
図2-10 車車間通信による車群協調走行
図2-11 ITS とマルチメディア通信
図2-12 新同期ディジタルハイアラーキ
図2-13 ATM とSTM の比較
図3-1 旅行者情報システムATIS 概念図(Advanced Traveler Information Systems)
表3-1 ITS への取組み実施指針の9 分野
表3-2 旅行者情報システムの主要なメディアと特色
図3-2 COMFORT の全体アーキテクチャ(ドイツ)
図3-3 SOCRATES のコンセプト図
図3-4 EURO SCOUT のコンセプト図
図3-5 Trafficmaster のシステム説明図
図3-6 TRAVTEK
図3-7 ADVANCE
図3-8 ATIS のシステム説明図
図4-1 道路構造別の渋滞発生状況(平成7 年)
図4-2 ETC システムの概念図
表4-1 海外におけるETC システムの主な導入例
写真4-1 建設省土木研究所での実験
写真4-2 小田原料金所での試験運用
図5-1 走行制御分野の定義
図5-2 日本の走行制御分野の開発経緯と展望
図5-3 日本における交通事故の類型別割合(1993 年)
図5-4 走行制御システム分類のコンセプト
表6-1 追従走行時の手動運転と自動運転の交通量の比較
表6-2 自動運転システムに必要な機能
表6-3 建設省のAHS におけるシステム
表6-4 日米独の道路交通
表7-1 運行管理・緊急事態管理関連分野の個別システムイメージ
表7-2 旅客輸送の運行管理分野の主要システム
図7-1 公共交通機関の運行管理分野の主要システム
表7-3 貨物輸送の運行管理分野の主要システム
図7-2 運行指示等による商用車の効率化
図7-3 指定地点通過情報伝達による商用車の効率化
図7-4 高密度運行・新物流システムによる商用車の効率化
図7-5 ヨーロッパIFMS の機能構成図
図7-6 アメリカの電子監視システム構成図
図7-7 アメリカCVO の統合プロセス
表7-4 近年の情報・通信の技術革新と物流管理
表7-5 ロジスティクス管理レベルとIT 関連技術
図7-8 従来の輸送情報の流れ
図7-9 統合化された情報処理プロセス
図7-10 不定期貸切便輸送の情報ニーズ例
表7-6 輸送形態とITS サービスに対する利用ニーズ
図7-11 ITS 提供交通情報の内容に対するトラック事業者の利用ニーズ(回答第1 位)
図7-12 道路交通情報の内容に対するトラック事業者の利用ニーズ
表7-7 緊急事態管理の主要システムイメージ
図7-13 緊急事態管理のシステム
表7-8 運送事業者向けのITS システム構築上の課題
図7-14 統合化された情報処理プロセスの構成要素
図8-1 インターモーダルの構成要素
表8-1 インターモーダリティ改善の事業効果イメージ
図8-2 パフォーマンス指標
図8-3 携帯用情報端末への旅行者情報・メニュー画面
図8-4.1 携帯用情報端末への旅行者情報(1)道路交通渋滞画面
図8-4.2 携帯用情報端末への旅行者情報(2)公共交通遅れ情報
図8-5.1 携帯用情報端末への旅行者情報(1)空港ターミナル配置図
図8-5.2 携帯用情報端末への旅行者情報(2)交通網図
図8-6.1 携帯用情報端末への旅行者情報(1)公共交通運行情報
図8-6.2 携帯用情報端末への旅行者情報・旅行計画(経路選択)
図8-7 携帯用情報端末への旅行者情報・場所検索
図8-8.1 携帯用情報端末への旅行者情報(1)ニュースメニュー
図8-8.2 携帯用情報端末への旅行者情報(2)気象情報
図8-9.1 旅行者交通情報利用者調査メニュー画面
図8-9.2 旅行者交通情報利用者調査・記入画面
表9-1 システムアーキテクチャにより実現されるユーザーサービス
図9-1 ロジカルアーキテクチャ
図9-2 フィジカルアーキテクチャ
写真9-1 アトランタ旅行者情報ショーケース
図10-1 情報利用層と経験利用層の知覚所要時間分布の例
図10-2 計算例の道路網
図10-3 発生交通量のパターン
図10-4 OD 交通(1→25)の時刻別所要時間
図10-5 情報利用率による各利用層の平均所要時間の変化
図11-1 国際標準化機構(ISO)機構図
表11-1 JIS 分類番号別のJIS 規格数
表11-2 規格原案作成団体別のJIS・団体規格数
表11-3 ISO/TC,SC 別のISO 規格数
表11-4 ISO/TC204 引受団体一覧
表11-5 ISO TC 204 WG 名と議長国(95.4.10 現在)