新刊案内 |
交通工学ハンドブック2001 CD-ROM版 |
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(社)交通工学研究会 編 平成13年1月発行 Windows/Macintosh両用
・予約価格 15,000円(税別) 本体価格 19,000円(税別) 会員価格 15,000円(税別)
・学生会員による10セット以上の一括購入に対しては特別割引価格の設定もございます。詳細は当会事務局にお問い合わせ下さい。 |
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◇発展が著しい下記分野の記述をビジュアルに改訂・新設し、図表データのCSV形式によるダウンロード機能を一部導入
◇今回非改訂部分も完全電子ファイル化
◇関係法令・基準・マニュアル・便覧等の検索システムを搭載
◇「交通工学イエローページ」(研究者の専攻/関係団体の諸情報と検索機能)を搭載
◇全文検索(絞り込み可能)、索引検索、目次検索の各機能を搭載
◇本文テキスト及び図表のカット&ペーストが可能
◇最新情報に基づくバージョンアップ版を継続的に出版予定
今回ご購入のうえユーザー登録をしていただきますと、次回のバージョンアップ版のご連絡と特別価格でのご提供をいたします。 |
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★ 目 次 ★ |
第 I.編 交通工学の基礎 |
| 第 1 章 | 輸送及び道路交通 ★ 統計データ等を更新 ★ |
| 第 2 章 | 自動車及び運転者 |
| 第 3 章 | 歩行者及び自転車 |
| 第 4 章 | 自動車交通流 |
| 第 5 章 | 交通流理論 |
| 第 6 章 | 交通容量とサービス水準 |
| 第 7 章 | 道路交通調査 |
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第 II.編 交通計画 |
| 第 8 章 | 交通計画の方法 |
| 第 9 章 | 交通計画のための調査 |
| 第10 章 | 交通需要予測
| | 第11 章 | 都市交通計画 ★ 新設 ★ |
| 第12 章 | 道路計画
| | 第13 章 | 地区交通計画 ★ 新設 ★ |
| 第14 章 | 公共交通システムの計画 |
| 第15 章 | 都市物流計画 ★ 新設 ★ |
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第 III.編 道路の構造と景観 |
| 第16 章 | 道路構造 |
| 第17 章 | 平面交差 |
| 第18 章 | 道路景観 |
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第 IV.編 駐車場及び道路付帯施設 |
| 第19 章 | 駐車及び駐車場 |
| 第20 章 | ターミナル施設及び道路付帯施設 |
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第 V.編 道路付属施設 |
| 第21 章 | 道路標識及び道路標示 |
| 第22 章 | 道路照明と安全施設 |
| 第23 章 | トンネル照明と換気等 |
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第 VI.編 交通の運用と管理 |
| 第24 章 | 交通管理 |
| 第25 章 | 交通規則 |
| 第26 章 | 交通信号 |
| 第27 章 | 交通情報と交通管制 ★ ITS関連の記述を拡充 ★ |
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第 VII.編 交通安全と環境保全 |
| 第28 章 | 交通事故 |
| 第29 章 | 交通安全教育と運転者管理 |
| 第30 章 | 道路交通環境 |
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第 VIII.編 交通行政と経済 |
| 第31 章 | 行政と法規 |
| 第32 章 | 交通経済 |
〜推薦のことば〜
社団法人 交通工学研究会 会長
森地 茂
「交通工学ハンドブック2001」は、道路交通に関する経験・理論・技術の集大成です。1984年版交通工学ハンドブックを改訂し、都市交通計画、地区交通計画、物流計画、ITS等を始め、この15年間の研究や世界の施策により蓄積された知見を大幅に取り入れ、実務家、研究者必帯の情報源としてまとめたものです。
今回より、CD-ROMに納めた電子書籍とし、各分野の進展に合わせて今後2年程度の周期で継続的に部分改訂する予定です。検索機能やカットアンドペースト機能、法令・基準・マニュアル・便覧等のデータベース機能、交通工学の各分野の専門家・関連団体のイエローページ機能等も掲載しています。
交通分野のみならず都市計画、地域計画、物流・流通分野等の専門家、ITSに関わる車両・制御・情報通信等の分野の専門家、交通工学とこれら関連分野の学生、道路交通に関心を持つ市民の方々にも活用いただける内容となっています。本書は我が国の交通システム改善に貢献するものと確信しております。
道路・交通・車両インテリジェント化推進協議会(VERTIS)副会長
越 正毅
交通は、私たちのごく日常的な行動です。しかし、一旦専門家として交通に関わろうとすると、生身の人間同士の複雑な相互作用を取り扱い、しかも、さまざまな政策、制度、組織にも配慮することが必要になります。ITSの進展にともない、最近では従来の交通専門家に加えて車両、制御、情報・通信などの分野の多くの人々も、このような困難を共有しつつあります。
「交通工学ハンドブック2001」CD-ROM版には、道路交通に関する経験・理論・技術の集大成に加えてITS等の交通に関わる最新情報が収められています。また、本格的な検索機能や諸法令・基準・マニュアル・便覧等のデータベース、交通工学専門家・関連団体のイエローページ機能なども搭載されています。この電子書籍が、ITSを介して交通に関わる多くの人々と交通工学との間の身近で便利なインターフェースとして活用されることを期待します。
警察庁交通局長
坂東 自朗
自動車交通の発展は、国民生活に多大な恩恵を与える一方で、交通事故や交通渋滞、環境問題等の様々な問題の原因となっております。そして交通事故による死者数は4年連続1万人を下回り、減少傾向を示しているものの、交通事故発生件数、負傷者数は過去最悪を更新するなど、依然として厳しい交通情勢にあると言えます。
このような状況にあって、警察では交通管理者として、交通事故を未然に防ぐと共に「安全・快適で環境に優しい交通社会」を実現するため、従前にも増して交通安全施設の効果的な整備、交通安全教育等を推進し、交通管理を強化することによって、良好な道路交通環境が形成されるよう努めることが責務であると考えます。
このたび、「交通工学ハンドブック」が改訂され、新たにCD-ROM版「交通工学ハンドブック2001」として発刊される運びとなりましたことは、誠に喜ばしい限りであります。今回の改訂では、近年急速に拡大・充実してきたITSやTDM等の新たな技術分野も追加され、交通警察業務に携わる人々にとって、有益な知識が集成され、さらにCD-ROMの機能を活用した検索機能も充実しております。
今後、複雑な交通の諸問題に対処していく上で、必ず有力な指針になるものと確信しております。
建設省道路局長
大石 久和
我が国の人と物の自由な移動や生活圏の拡大を支えている道路は社会経済活動の基盤であり、現在の社会システムを維持していく上で不可欠な存在となっているが、その道路を媒介とした自動車は行きたいときに行きたいところへ行く
ことのできる交通手段であり、便利で豊かな日常生活の実現、高度な医療サービスの実現等国民の暮らしの変化をもたらしてきた。
かつては贅沢品であった自動車が現在では生活必需品として活用され、その利用は劇的に増加している。その結果、特に都市部において激しい渋滞が惹起し、日常生活に及ぼす影響は深刻な状況となっている。この渋滞を緩和するため、かねてから放射環状道路を中心としたネットワーク整備を進めてきたが、これからは道路を渋滞解消を目的とした施設としてのみならず、都市構造再編のキーインフラと位置付けて整備する時代に移行すると共に、ETC等のITS施策
を導入することにより道路施設の有効活用を図ってゆくことが不可欠と考えている。
この度、このITS等新しい分野について新たに追加された交通工学ハンドブックがCD-ROMという形で出版されることは、道路関係者にとって大変喜ばしいことであり、最新の交通工学の知識を得るための新たなメディアとして活用されることを望むものである。
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