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交通工学研究会は、 道路交通に関する社会の要請に応えて交通工学に関する研究を行い、道路交通の安全と円滑化を通して社会の健全な発展に寄与するとともに、交通工学に携わる技術者を育成することを目的として1966年(昭和41年)に設立されました。以来、交通工学に関し主導的な役割を果たしてきましたが、道路交通に関する研究をいっそう促進させることを目的として、1979年(昭和54年)に社団法人として生まれ変わりました。その後、1980年(昭和55年)には国際交通安全学会賞の栄えある第一回学会賞(業績部門)を受賞するなど、交通工学を専門に研究するわが国唯一の研究機関として多くの業績を上げております。



会長写真  交通工学研究会のホームページへようこそ。

 「交通工学」は比較的新しい分野で、世界的に見ても1950年代から欧米の経済学や物理学の専門家たちが交通に興味を持ちはじめて始められたものです。当研究会は1966年(昭和41年)に設立され、世界にそれほど遅れることなく、この分野ではわが国初の学術団体として、研究開発、専門家の養成を開始してきました。

 何と言っても当研究会の一番の特色は、産官学の密接な連携にあります。安全で円滑さらに環境にやさしい交通社会の実現のためには、学術的にきちんと論拠を持った交通管理・運用策を、産官学が連携して実社会へ還元するが必要です。この活動は、平面交差や信号制御の設計と運用、TDM、交通シミュレーションなどに関する単行本や、実務に根ざした自主研究活動、各種の講習会・セミナー等の活動に裏づけされています。また、数年前からは、交通技術に関する資格者認定制度(TOP/TOE)も開始し、人材育成も加速させています。

 このように当研究会は、実務ニーズに即した研究や人材育成を手がけてきており、時代とともにその守備範囲を広げつつあります。すなわち、信号制御、道路幾何構造、交通容量、交通規制など伝統的な交通工学の基礎的な分野を維持しつつ、TDM、公共交通、ネットワーク信頼性、自転車・歩行者、バリアフリーなど、現代に求められているさまざまな交通技術に関する取り組みも始めてきました。分野的にも、土木に加えて、電機、機械、通信、経済など、広がりを持った活動になっています。

 これからは、厳選されたインフラ整備が求められており、現存する道路インフラをいかに有効活用するのかが、一層重視される時代です。その中にあって、交通の運用、管理を得意とする当研究会の役割は、今以上に大きくなることは間違いありません。これまでに蓄積されてきたノウハウを活用するとともに、学術的にも論理性をもった成果を出して、さらに社会貢献する所存であります。会員各位、関係行政機関、企業をはじめ多くの関係者からの一層のご協力とご支援を、よろしくお願い申し上げます。


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 1996 社団法人 交通工学研究会
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