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〜交通工学講座シリーズ〜

  やさしい交通シミュレーション

社団法人 交通工学研究会 編 
平成12年6月発行 A5判/約200頁 
本体価格 2,500 円 会員価格 2,300 円(税別) 
 
編集のことば
 本書は,渋滞対策や環境対策評価のための交通シミュレーションについて,モデルの理論的背景からその適用事例までを,やさしく解説したわが国で初めての入門書である。
 交通シミュレーションの基本となる広域ネットワークシミュレーションと交通ミクロシミュレーションについて,モデルの基本構成を中心に整理した。環境対策やTDMなどを評価する上で重要となる交通-環境モデルと交通行動モデルについては,そのモデル構造から政策評価への適用までを平易に解説した。さらにシミュレーション技術総覧として,国内外の代表的な交通シミュレーションモデルを網羅的に整理した上で,ITSや交通運用・計画の評価に向けた交通シミュレーションの具体の適用事例を紹介した。
 わが国において、渋滞対策の評価ツールの一つとして交通シミュレーションが今後正しく普及していくためには,シミュレーションモデルの基本的な特性について,利用者が十分に知っておくとともに,実際の適用を通じて,モデルの適用可能な範囲やその課題についても理解を深めていく必要がある。本書はそのための入門書である。実際にITSやTDMの導入による渋滞対策や環境対策の効果評価を行っている専門家をはじめ,大学院レベルの学生諸君など,できる限り多くの人々にお読みいただき、交通シミュレーションについての基礎的理解を深めていただきたい。
((社)交通工学研究会・編集担当委員 兵藤哲朗・羽藤英二)
 
執筆者(五十音順)
赤羽 弘和(千葉工業大学土木工学科)朝倉 康夫(愛媛大学環境建設工学科)尾崎 晴男(東洋大学工学部環境建設学科)
片倉 正彦(東京都立大学工学部土木工学科)香月 伸一((財)電子自動車走行技術協会)北村 隆一(京都大学大学院)
桑原 雅夫(東京大学生産技術研究所)齋藤 威 (警察庁科学警察研究所)関根 憲一((株)長大)
羽藤 英二(愛媛大学工学部環境建設工学科)兵藤 哲朗(東京商船大学商船学部流通管理工学課程)藤井 聡 (京都大学大学院)
守口 祐一(環境庁国立環境研究所)吉井 稔雄(高知工科大学社会工学システム学科)
 
目 次
第1章序論
第2章広域ネットワークシミュレーション
入力データと出力データ/ 車両移動モデル/ 利用者の選択行動/ モデルの適用場面 など
第3章交通流ミクロシミュレーション
交通流シミュレーションの構造/ 時間進行/移動体進行/ 検証方法/ 政策評価/ 課題 など
第4章交通-環境シミュレーション
環境問題の発生構造からみたモデルの分類/ 大気汚染物質モデル/ 道路騒音モデル など
第5章交通行動シミュレーション
CPM/ 行動パターンモデル/ 進化モデル/ 市場モデル/ 統合認知モデル/ 予測・政策評価 など
第6章シミュレーション技術総覧
SOUND/ MITSIM/ SATURN/ NETSIM/ ボックスモデル/ INTEGRATION
第7章シミュレーション技術適用事例
予測交通情報提供/ 駐車場案内システム/ 交通運用管理/ 海外での適用事例 など



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